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技術研究報告会

技術研究報告会は社内河川技術者の技術力、プレゼンテーション力の向上、優れた技術論文の発掘を目的として毎年開催しております。

令和5年 技術研究報告会

 令和5年10月12日、とかちプラザ1階 大集会室において、社内河川技術者の技術力、プレゼンテーション力の向上、優れた技術論文の発掘・発表、社内保有技術の共有を目的とし、弊社社長以下本支店の職員123名が参加のもと技術研究報告会を開催しました。

 本報告会は、平成15年より毎年開催しており、これまでに取り組んだ業務・自主研究のほか、技術的課題や解決方法などを発表しております。

 特別講演は、弊社技術顧問2名による講演が行われ、 山田 正 中央大学教授より「近年の洪水災害と流域治水」を、渡邊 康玄 北見工業大学教授より「砂州(中規模河床波)の形成と変化」と題し、地球温暖化や気候変動を考慮した治水計画の必要性などをご講演いただきました。

発表会の様子







令和4年技術研究報告会及び新社屋落成祝賀会を開催

 4月27日(水)午後、とかちプラザにおいて、全道の従業員が参加し令和4年度の技術研究報告会を開催しました。コロナ禍で、2年度は論文集のみ作成、3年度はビデオ会議形式で実施したので、社員全員が集まるのは3年ぶりでした。当日は若手を中心に9名が論文発表を行い、技術顧問の山田中央大学教授、渡邊北見工業大学教授から多くのご指導をいただくとともに、質疑応答が行われました。

 また、当日の午前中には新社屋の見学会を開催して、各支店の社員に新社屋をお披露目し、夜は新社屋落成祝賀会を行いました。新社屋見学会、技術研究報告会、祝賀会ともに、できるだけのコロナ対策を行ったことは言うまでもありません。

開会挨拶(森田社長) 技術研究報告会
新社屋落成祝賀会 新社屋見学会

令和4年 技術研究報告集

発表論文

番号 論文名・著者(共著者)
1-1

尻別川の河川環境の変化が鳥類相に及ぼす影響の考察

佐藤和人・濱澤颯太・折戸由里子・野村美紀子・佐々木香織

1-2

釧路川水系の植生変化及び水国陸域(植生図)調査における課題

根本舞・青木菜々花・川嶋啓太・田崎冬記・佐々木香織

1-3

河川堤防植生の評価に向けたマルチスペクトルセンサの活用について

清水一平・星野百香・田守耕平・吉田暁・田崎冬記

2-1

巡視支援アプリ・ドローンを活用した河川・海岸巡視支援業務の効率化

三浦聖也・谷拓也・太田寛

2-2

軟弱地盤上の樋門に対する地中レーダ機器を用いた空洞化調査事例

松下拓人・近江裕之・長岡宏樹

2-3

AIによる堤防天端舗装の亀裂・不法投棄物の自動検出システムの研究開発

山田しおり・松川優一・藤田貴之・五十嵐進・荒繁彦・村中寿孝

3-1

遠赤外線カメラを用いた画像処理型流速測定法による出水時の連続・無人観測

佐々木章允・金田匡広・井上和哉

3-2

釧路川における画像解析による流量観測の取り組み事例と課題

山本寛英・浅川大輔・川嶋啓太・石黒大輔・三宅款啓

3-3

アイスジャム発生予測ソフトの現場安全管理への適用検証

広瀬健悟・井上和哉・山田しおり・藤田貴之・菊地正彦

投稿論文

番号 論文名・著者(共著者)
4-1

AIを用いた画像による植生の自動識別について

川口貴・佐々木香織・佐々木優一

4-2

ダム堤体内に発生するスケールの発生機構と対策

佐波勇人

4-3

洪水時における付着物の影響を考慮した樹林帯内抵抗評価

油川曜佑・渡邊康玄

 

令和3年 技術研究報告集

発表論文

番号 論文名・著者(共著者)

1-1

地中レーダー探査の河川施設点検への活用事例(第3報)

山本 啓太・木村 峰樹・丹波 明浩

1-2

H28出水による十勝川水系の植生変化及び水国陸域(植生図)調査における課題

青木 菜々花・佐々木 香織

1-3

両生類および哺乳類調査における新技術の活用事例

渋谷 浩太郎・佐々木 雅修

1-4

流域治水を見据えたこれからの水防災教育

松川 優一・目黒 将輝・村中 寿孝・玉舘 敦・関本 政行

1-5

コロナ禍におけるICT活用

山田 しおり・藤田 貴之・五十嵐 進・荒 繁彦・菊地 正彦

1-6

AIを活用した河川巡視の効率化検討

大石 武史・稲葉 行則・大山 史晃・菊地 正彦・藤崎 秀樹

1-7

泥炭を植生基盤材として用いた千歳川遊水地群周囲提の植生評価

北原 涼子・野村 美紀子・折戸 由里子・佐々木 香織

1-8

湛水前後におけるダム湖周辺の生物相の変化

星野 百香・惣万 達也・木口 満・田崎 冬記

1-9

留萌ダムの水質特性

柏倉 直樹・相馬 尚翔・中西 厚

投稿論文

番号 論文名・著者(共著者)
2-1

網走湖内のアオコ・青潮発生時調査方法の検討

松井 渉・関本 政行

2-2

機械学習を利用した画像による魚種の自動識別について

川口 貴・佐々木 優一・佐々木 香織

2-3

ArcGISを利用したダムタブレットシステムの構築

藤田 貴之・菊地 正彦・坂本 大輔(流域管理研究所)

学会発表

番号 論文名・著者(共著者)
3-1

洪水時における砂州上の樹林帯内の流速分布観測

油川 曜佑・渡邊 康玄(北見工業大学)

(令和2年度 土木学会北海道支部 論文報告集 第77号 B-22)

 

 

令和3年 技術研究報告会

 令和3年4月23日、本社講堂及び各拠点において、社内河川技術者の技術力、プレゼンテーション力の向上、優れた技術論文の発掘・発表、社内保有技術の共有を目的とし、本支店全職員が参加のもと技術研究報告会を開催しました。

 本報告会は、平成15年より毎年この時期に開催しており、これまでに取り組んだ業務・自主研究のほか、技術的課題や解決方法などを発表しております。

 昨年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため残念ながら中止とし、論文集の発行のみとしました。今年度は、北海道より札幌市との不要不急の往来を控える事など協力要請期間であったことから、オンライン会議システムを使用した開催としました。

 今回は9編の論文発表のほか、事業推進室より「社内技術の共有と発展」と題した特別セッションが設けられ、RTK-GPSやマルチスペクトルカメラ搭載のUAV、水中ドローン等の使用事例や活用法に関して紹介がありました。

発表会の様子