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3次元計測

建設生産システムの効率化と品質向上を図る情報化施工やCIMに向けて、3次元地形計測が注目されております。

 

マルチビーム音響測深機による水中地形計測

capture12 マルチビーム測深機は、水中地形を面的に測深する方法です。詳細な地形形状を効率的にとらえることが可能なため、ダム堆砂や河床形状や河床波調査等に利用されます。また、港湾・海域工事等の出来形管理、湖沼や海域環境調査、漁場環境調査等にも効果を発揮します。さらに、地上部を3D地上レーザースキャナー、水中部をマルチビーム測深機で計測することにより、水域から陸域までを一体化する3次元地形データの提供も可能です。

 


 

3D地上レーザーによる地形計測

ビューアー 3D地上レーザースキャナーによる地形計測により、危険渓流等の土砂崩落箇所、侵食した河岸や決壊した堤防の地形調査などができます。また、建設生産システムの効率化と品質向上を図るCIMへの展開に向けて、調査・測量段階で必要な精緻な3次元データの提供、3次元CADによる計画・設計や施工管理との連携・応用等について取り組んでおります。

 


 

音更川 河道状況(自社計測データ)

 

情報化施工とCIMへの対応

3次元レーザースキャナーと3次元CAD等を活用した多自然護岸等の情報化施工や河川管理業務のICT化実績を踏まえ、軟弱地盤の盛土施工管理、地震等災害時の現状把握と応急対策等にも取組みます。

 

担当者より

3次元地形データを提供します

 ADCP、マルチビーム測深器、地上レーザースキャナー等、3次元計測機等による『河岸侵食、堤防決壊、土砂崩落斜面』等の防災を中心の調査、『礫河原再生、樹林化進行等の河道環境』や『汽水域浅場環境創出』等、自然再生事業分野の地形・水理量調査等への活用を提案します。また、情報化施工とCIMの導入に向けて精緻な3次元地形データを提供します。また、計画・設計、ICT部門とのチームパフォーマンスによって、調査から計画・設計、施工管理にも取り組んでおります。

水圏調査部 調査技術グループ 村上 大輔
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