社会貢献

　令和6年7月11日（木）、音更町立下音更小学校4年生57名を対象に、音更川で環境学習会を実施しました。
　同学習会は創立50周年を機に開始し、今年で8回目の開催となります。調査した場所は橋の下で涼しく、快適に調査をすることができました。
　学習会の内容は、簡易水質調査として水温・透視度の測定を、水生生物調査として水生昆虫や魚を採取して、種類の確認を行いました。
　調査の結果、水質は清澄で良好、水生生物はヒラタカゲロウなど、きれいな水にしか生息できない種が多く確認されました。また皆で協力しながら、ヤマベやトゲウオ（イトヨ・トミヨ）、大きなフクドジョウなど多くの魚を捕まえており、楽しい時間を過ごしていました。
　当社では十勝川水系の水質調査や生物環境調査等に係る業務を行っており、これまでに培った技術と知識・経験をもとに、地域社会に貢献することを目的に本学習会を実施しています。

7月6日、恵庭市内を流れる漁川（いざりかわ）の河川清掃活動に参加しました。
この清掃活動は、河川愛護の会が主催しております。今年は、漁川7班、茂漁川4班の計11班が構成されました。

弊社担当は、あかね橋から漁川橋までの約1.5ｋｍでした。各団体、地域住民や札幌開発建設部千歳川河川事務所職員の他、当社の河川巡視員や運転員など、総勢332名が、約1時間、清掃活動に汗を流しました。

　7月7日（日）、第52回十勝川イカダ下りが開催され、入社3年目までの若手4名と中堅2名に年配者2名を加え、8名で参加しました。昨年までは十勝大橋から十勝中央大橋（十勝川温泉）までの約9キロのコースでしたが、今年はさらに上流の中島橋をスタート地点とする16キロのコース。途中時々雨が降りましたが、気温が高く、約3時間気持ちよく下りました。流心をとらえるとイカダの流速が上がることを実感し、また、単床ブロック、練積み護岸、水制といった川の中からしか見られないような構造物もたくさん見ることができ、若手4名には勉強の場ともなりました。

　一方で、当社は船外機付きのゴムボート5艇で、イカダ下りの安全確保を担いました。昨年空知川のイカダ下りで死亡事故があり、今年はコースも2倍に伸びたため、事前の打ち合わせを入念に行い、事故のないよう緊張して当日に臨みました。イカダから落ちた人数名を救出しましたが、大きな事故なく、すべてのイカダがゴールすることができホッとしています。

　会社に戻って、イカダ下り参加組、水上安全確保組、助っ人数名の約20名でBBQを楽しみました。

イカダ「うきこまる」とクルー

水上安全確保班

帰社後のBBQ

５月11日（土）に第24回クリーウォークとかちin札内川が開催されました。札内川の愛国大橋の上下流の高水敷、堤防等の清掃を行いました。当社は第1回目から毎年参加参加しており、当日は50名が参加。他の団体の参加者と合わせ、約600名でゴミを拾いました。ごみの種類では弁当容器やペットボトル等が目立ち、また、家具等の粗大ごみも含まれており、依然としてモラルの低さを感じ得ませんでした。来年も参加して川をきれいにしたいと思います。

　4月27日（土）に一般社団法人網走市観光協会・網走市主催の「網走湖クリーン作戦」に参加しました。観光シーズンに入る前に、網走湖周辺をきれいにしてお客様を迎えようという趣旨で平成12年から行われており、今年で24回目になります（当社は8回目の参加）。今回は28団体223人の参加ということで、呼人浦のキャンプ場横で開会式を行った後、団体毎に各担当場所へ移動しました。
　網走支店の6名は、呼人浦キャンプ場横から呼人駐車帯の間、国道39号線沿いの清掃を行いました。
　スタート地点の駐車場付近やワカサギ釣り会場となっていた広場等は利用者が投棄したゴミが数多く散乱しており、すぐにゴミ袋が満杯になりました。ワカサギ釣りで使用したと思われる銀マットもほぼ新品で湖に浮かんでいました。また、国道と並走している線路の横には、ポイ捨てや風で飛ばされてきたと思われるペットボトル等が結構あり、毎年ゴミが減っていかない現状を思って、残念に思いました。
往復3.6kmの道のりは風は余りなく、薄日が射す中行われたため、春を感じながらの作業となり、良い運動にもなりました。
　この日の最終的な収集重量が380㎏と沢山のゴミを回収できました。きれいな網走湖畔になるよう、今後も継続参加していきます。