株式会社北開水工コンサルタントロゴ

【河川教育】北海道池田高等学校において防災教育を実施しました

 2025年10月8日、池田町にある北海道池田高等学校の3年生探究活動(時事問題研究)において受講する5名を対象に『快適で安心・安全な避難所運営のあり方について』と題した授業支援を実施しました。

 この授業では、身近な地域の防災・減災について快適で安心・安全な避難所を運営するにはどのようなことに留意することが大切かを多様な視点で考察しました。同校では1学年で避難所運営ゲーム(Doはぐ)を行っており、今回は実際に1人分の避難スペースを2グループに分かれて作成することにしました。

 授業の初め、快適だと思う避難スペースはどれくらいの広さなのか・プライバシーはどうしたら守れるのか等を話し合ってもらい、持ち込んだ段ボールベッドを組み立て、教室にある物を使って作成。その後、能登半島地震などでの実際の1人分のスペースを提示し、その狭さに快適、安全・安心とは何かを考えさせられた様子でした。

段ボールベットの組立て

生徒が考えた避難スペース


実際の1人分避難スペースを紹介

市販の非常食の紹介


 最後に、避難所に避難する人たちは様々な状況にあることを伝えた上で、避難所運営のためにはルールを共有し、確立することも大切ということも考えてもらいました。

 これからも、寒地河川の防災と環境に関わる業務に携わって得た知識と情報を、講習会や教育活動などを通して、一般市民の方々へお伝えします。

お知らせ

カテゴリ

アーカイブ