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細岡カヌーポートの仮設トイレ試行設置について

当社では、北海道開発局 釧路開発建設部より「釧路河川事務所管内 河川巡視支援業務」を受注し、北海道開発局が所管する河口から上流弟子屈市街地までの釧路川及び釧路湿原等の巡視を行っています。巡視を担当している10名の内、7名が女性であり、また、巡視区域内ではトイレを利用できる施設が限られているため、トイレの確保が課題となっており、一方で巡視中にカヌー利用者から「細岡カヌーポートにトイレを設置して欲しい」旨の要望を受けたことが度々ありました。
このため、昨年は9月8日~10月31日の期間で巡視区域内でもある細岡カヌーポートに巡視関係者が使用する仮設トイレを試行的に設置し、設置期間中は巡視関係者のほか、一般の方(カヌー利用者、釣り人、観光客等)にも開放し、約1,400人の利用がありました。
今年は、『釧路川河川整備計画変更(R5.3策定)』にかかる住民意見において、「釧路川カヌー利用にかかる意見や要望が多く出されたこと」、『釧路湿原自然再生協議会地域づくり小委員会(R5.3)』において、「カヌー利用におけるトイレ不足が釧路湿原の観光振興上の大きな課題であることが指摘された」ことを踏まえ、地域の課題解決に向け、釧路川カヌーネットワーク協会と共同で仮設トイレの試行設置(維持管理含め)を行い、一般の方にも開放し、より安全で快適なカヌー利用に向けた取り組みの一環として実施します。設置当日の6月1日には、NHK釧路放送局等の取材がありました。
今後、設置期間中、利用実態や維持管理上の課題等を把握し、今後の基礎資料として、関係機関(釧路開発建設部や環境省等)にも提供する予定です。
■設置期間:令和5年6月1日~令和5年8月31日

 

 

 

 

 

 

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