【防災教育】高等学校での防災教育を支援しました~北海道池田高等学校
令和2年10月5日(月)、十勝管内池田町の北海道池田高等学校において、1年次地理Aの授業で実施する河川防災教育に関し、弊社河川管理部 松川主任技師を講師として派遣し授業支援を行いました。
授業では、近年発生した全国各地での大雨災害の概要や、防災のために河川管理者・市町村・自治会ら様々な主体が住民を守るために普段から行動をしているということを説明したほか、池田町市街地において避難情報が発令されたという想定でDIG訓練(災害図上訓練)実施し、生徒1人1人が水災害に対してどのように対応しなければならないのか考えてもらいました。
参加した生徒は、池田町だけではなく、その近郊市町村からも通学していることから、通学先でのDIGは大変難しかったと思いますが、通学先での災害に対しての心構えや、地域に対する共助について大変熱心に議論をしていました。
実施に際しては、帯広開発建設部池田河川事務所の市川計画課長より「河川管理者としてどのような活動をしているのか」について、北海道池田町役場総務課の佐野係長より「発令される防災情報のレベルやコロナウイルス感染症対策中の避難所対応等」について説明協力をいただきました。
弊社では河川巡視や河川調査等に係る業務を行っており、これまでに培った技術と知識・経験をもとに、地域社会に貢献することを目的に実施しています。
これからも、寒地河川の防災と環境に関わる業務に携わって得た知識と情報を、講習会や学習会などを通して、学校や一般市民の方々へお伝えします。