川の生き物や環境について理科の授業を行いました~豊頃町立豊頃小学校 4年・6年~
平成29年2月2日(木)と2月23日(木)、十勝管内の豊頃町立豊頃小学校4年生(児童22名)と6年生(児童17名)を対象に理科の授業支援を実施しました。
2月2日に4年生へ向けて行った授業では、身近に棲む生き物を選び、それぞれの生活史について冬の様子を中心に確認しました。児童へは写真で足跡を提示し、動物はどのように歩くのか確認したり、エゾヤマザクラの枝を配り冬芽の観察をしました。また、春先に河川敷で見かける光景として「不法投棄」の様子も取り上げ、河川美化についても考えました。
2月23日に6年生へ向けて行った授業では、食や空気・水を通して、人と生き物はどう関わって生きているかということを、身近な「十勝川」を中心に考えたり、人の生活が自然へ与える影響や、環境保全の取り組みについて、「河川への不法投棄」を題材に考えました。また、最後に水害の恐ろしさについても模型を示して説明し、児童はとても身近な話題に熱心に授業に取り組んでいました。
当社では河川巡視や河川調査等に係る業務を行っており、これまでに培った技術と知識・経験をもとに、地域社会に貢献することを目的に実施しています。
これからも、寒地河川の防災と環境に関わる業務に携わって得た知識と情報を、講習会や学習会などを通して、学校や一般市民の方々へお伝えします。
・4年生理科「季節と生き物 -冬と生き物 -」( 2/2 9:30~11:30(2・3時限目))
講師:防災環境部 折戸次長・齊藤主幹・松川技師
・6年生理科「生き物とかんきょう」(2/23 13:30~15:15(5・6時限目))
講師:防災環境部 佐々木(香)主幹・松川技師・濱澤技師
※記事掲載について、北海道通信社・北海道建設新聞社より許諾を得ています
◆このほか、十勝毎日新聞(3月3日付)にも紹介されました。
3月1日 豊頃町立豊頃小学校より理科出前授業講師派遣のお礼状をいただきました。