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【防災教育】5年理科「流れる水のはたらき」授業支援を実施~帯広市立稲田小学校

2020年10月6日(火)と10月22日(木)、十勝管内の帯広市立稲田小学校5年生(児童92名)を対象に理科「流れる水のはたらき」の授業支援を実施しました。

 10月6日は「なぜ増水すると川の水はにごるか」について予想したことを確かめるため、弊社で作成した実験装置3基を用意し、「侵食」「運搬」「堆積」の様子を3班に分かれて観察しました。

 実験前にどうなるか予想していた児童からは、「(湾曲部)内側の流れが速いと思っていたけど違った」「下流に砂がたまった」など理解が進んだ様子でした。

 この日は帯広市立稲田小学校 嶋本教諭と河川管理部松川・太田・岩佐が授業支援の協力を行いました。





 10月22日は、雨の降り方によって流れる水の量が変わり、増水によって土地の様子が大きく変化することを理解し、災害を防ぐ工夫について考えることをねらいとして、川の水が増水するメカニズムや、身近に流れる売買川・札内川の洪水前後の画像などを確認し、侵食・運搬・堆積が実河川でも起こっていることを確認しました。

 このほか、グループ毎に水害を防ぐためにどんな工夫をしているのか、災害が起こってしまった時(起きそうな時)自分たちができることは何か、小中学生向けのマイ・タイムライン検討ツール「逃げキッド」を使い実際の場面を想定して考え、ハザードマップをもとにしながら自分たちの地域について見つめ直しました。

 この日は帯広市立稲田小学校 嶋本教諭と国土交通省北海道開発局帯広開発建設部治水課 濱中上席治水専門官、河川管理部 松川・太田の4名で、産官学連携した協働授業を展開しました。






 弊社では河川調査等に係る様々な業務を行っており、これまでに培った技術と知識・経験をもとに、地域社会に貢献することを目的に実施しています。
 これからも、寒地河川の防災と環境に関わる業務に携わって得た知識と情報を、講習会や教育活動などを通して、一般市民の方々へお伝えします。
 なお、授業実施にあたって、国土交通省北海道開発局帯広開発建設部よりご協力いただきました。


稲田小学校よりお礼状をいただきました。ありがとうございました。

 

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