先輩からのメッセージ-玉津 聖
現場でも室内でも水環境と関わる仕事
仕事内容を教えてください/所属部の主な業務と担当している仕事
主に水質調査を行っています。現場(ダム湖や河川)での採水や計器測定、採水してきた試料の分析、計器測定や分析で得たデータのとりまとめが基本の業務です。さらに水質事故の対応や、大雨後の出水時調査などが急に入ることもあります。その他、年に数回ですが、環境学習会や社内向けの採水講習の運営をすることもあります。
学生時代どのようなことに取り組んでいましたか
どのように過ごしていましたか
部活として、カッターというボート系の競技をしていました。また、研究室が行っている研究の一環として、海での計器測定や採水を行っていました。
入社動機と決め手となったことはどんなことですか
就職を機に、それまでの人生であまり縁がなかった北海道で働きたいと思っていました。また、現場に出て環境と関わりながら、仕事をしたいとも思っていました。就職活動をしていく中で、北開水工コンサルタントがこれら2点に当てはまる他、僕の研究室での経験を活かすことができると感じたことが決め手となりました。
これまでどのような仕事に取り組んできましたか
現場調査では、道内のいくつかのダムで、ダム湖水や泥の採取、水温や濁度などの鉛直データ測定を行ってきました。内業では、分析のデータを基準や過年度データと照らし合わせて、ダム湖の水質に異常がないかどうかをまとめています。また、PT/GC/MSという機器を利用した分析も行っています。
もっとも印象に残った仕事を教えてください
冬季のダム湖調査です。機材を乗せたソリを引きながら、結氷したダム湖の上をスキーで移動します。冬の環境を相手にする、危険と隣り合わせの仕事ですが、動物の足跡しかない綺麗な雪景色を見ることができるのはこの調査ならではの良い所です。これからも事故がないように調査していきたいです。
業務(仕事)の中で、どんな時にやりがいや喜びを感じますか
その日の現場での作業を無事に終えたときです。自然が相手である以上、何が起こるかは分からないため、求められている仕事を終えて帰社したときは、安堵と同時にやりがいを感じます。
私から見た北開水工コンサルタントの社風/会社・職場の雰囲気、環境は?
現場調査や打合せ等、どうしても動かせない予定に差し掛からない限りは有給休暇が取りやすいです。上司や先輩方も積極的に消化されているため、取りやすい雰囲気があります。
自己研鑽のために何かしていることはありますか
環境計量士の勉強をしています。資格を取得されている上司から日々問題を出していただいており、回答し、問題の振り返りをしています。
業務に必要なことや身に着けおくと役に立つことはなんですか
前よりも良いものにしていく意識だと思います。無事受け取られた成果物も少し時間をおいて見れば、改善できる点が浮かんでくるので、前と同じでいいということはないのだと働きながら実感しました。そして現場仕事はついて回るので、やはり体力は必要ですね。
オフタイム/休日の過ごし方
部屋の掃除をはじめとする家事をまとめて済ませ、ゲームなどをしてゆっくり過ごしています。好きな食べ物がラーメンなので、帯広市・音更町のラーメン店を巡ることもあります。
とある私の一日
7:00 | この日は調査のため、少し早めに出社。20分弱徒歩での通勤です。 |
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7:30 | 会社で集合。必要な機材を確認し、ダム湖へ出発します。 |
9:00 | 調査場所であるダム湖に到着。ゴムボートで移動し、ダム湖上で採水・測定します。 |
11:00 | ダム湖の作業が終わったら、近くの河川でも作業します。現地での調査はこれで終わりです。 |
12:00 | 昼休憩 |
14:00 | 帰社。使用した機材を洗浄し、片付けます。 |
15:00 | 朝確認できなかったメールや書類の確認。 |
15:30 | 調査で測定したデータや撮影した写真を整理。 |
17:30 | 分析機器の点検のための試験を少しだけします。 |
18:30 | この日の業務は終了し、帰宅。 |