【防災・環境教育】川の防災や環境に関する理科授業支援~豊頃町立豊頃小学校
平成30年2月14日(水)と23日(金)、十勝管内の豊頃町立豊頃小学校4年生(児童26名)と5年生(児童20名)を対象に理科の授業支援を実施しました。
2月14日に5年生へ向けて行った授業では、身近な十勝川の特徴や平成28年8月の洪水概要、水害時の避難場所や危険個所を記した学校周辺のハザードマップ作成、マンホールから水が噴き出したりして市街地が水浸しになる「内水氾濫」の模型実験などを行い、最後には「自分の命は自分で守る(自助)」ための情報収集等の方法について勉強しました。
2月23日に4年生へ向けて行った授業では、身近に棲む生き物を選び、それぞれの生活史について冬の様子を中心に確認しました。児童へは写真で足跡を提示し、動物はどのように歩くのか確認したり、エゾヤマザクラの枝を配り冬芽の観察をしました。また、春先に河川敷で見かける光景として「不法投棄」の様子も取り上げ、河川美化についても考えました。
当社では河川巡視や河川調査等に係る業務を行っており、これまでに培った技術と知識・経験をもとに、地域社会に貢献することを目的に実施しています。
これからも、寒地河川の防災と環境に関わる業務に携わって得た知識と情報を、講習会や学習会などを通して、学校や一般市民の方々へお伝えします。
なお、授業実施にあたって、国土交通省北海道開発局帯広開発建設部池田河川事務所の方より資料の貸与などご協力いただきました。
5年生理科「流れる水のはたらき」(2/14 9:30~11:30(2・3時限目))
講師:防災環境部 松川 優一 技師
授業補助:河川管理部 谷 拓也 主幹、太田 寛 技師
4年生理科「季節と生き物 -冬と生き物 -」(2/23 13:30~15:15(5・6時限目))
講師:防災環境部 折戸 由里子 主幹・松川 優一 技師
本活動について、下記のように紹介されました。
北海道建設新聞 |
北海道通信 2018/3/1 |
北海道通信 (日刊建設版) 2018/2/27 |
※記事掲載について、北海道通信社・北海道建設新聞社より許諾を得ています
◆このほか、十勝毎日新聞(2月19日付)北海道新聞(2月19日付)にも紹介されました。
3月2日 豊頃町立豊頃小学校より理科出前授業講師派遣のお礼状をいただきました。