第5回 北開水工フォトコンテスト審査結果発表
「第5回北開水工フォトコンテスト」を2018年11月30日まで募集を行い実施しました。
応募総数63点の中から、北海道写真協会帯広支部の支部長・副支部長をはじめ、会友の皆様による審査のうえ、各部門のグランプリ、準グランプリを決定いたしました。
応募総数:63作品 (「水環境」部門:13作品 「生き物」部門:38作品 「働く職員」部門:12作品)
審査方法:北海道写真協会帯広支部支部長(西島 啓喜 様)・写真道展審査会員(吉仲 功 様)
・会友による選考
写真には投稿者の名前と役職は付けず公平を期した。
水環境部門
「岩場にたたずむ流木」 相馬 尚翔さん
~講評~
水の輝きが魅力的な作品です。空の雲にも表情がありモノトーン調で美しい写真に仕上がっています。見ていて飽きない秀作です。
「水辺鮮やかに」 飯塚 治さん
~講評~
紅葉が水に映えて美しい作品です。手前の流木止め?のロープがアクセントになっていて水面に変化を与えています。
生き物部門
~講評~
美しい写真です。朝日でしょうか、斜光線の温かみのある光線の中で、鳥たちがゆったりとしている雰囲気が伝わります。中央にいる白鳥から放射状に鳥たちが広がり、構図的にも整っている優れた作品です。
「泥の上の青春」
~講評~
なんの昆虫でしょうか?メカロボットのような光沢感、玉主色に輝く表面。思わず見入ってしまう写真です。ピントが素晴らしいのでもう少しトリミングして大きくすればもっと迫力がでたことでしょう。
働く職員部門
~講評~
水の流れ、職員の表情がよく写し撮られ、動きのある写真となっています。コンテストの趣旨にぴったりの秀作として採用させていただきました。
「防災学習」 伊藤 綱信さん
~講評~
これも人の表情がいいです。人物の配置、地図の位置も的確で大変完成度の高い写真となっています。背景の雑然さもかえって主役を引き立たせています。
北海道写真協会帯広支部 支部長 西島 啓喜 氏よりコメントを頂きました。
【総評】
今年も力作を見せていただき楽しく審査いたしました。入選された作品はどれもコンテストの趣旨に沿って見ごたえのある作品でしたが、入選を逃した作品の中にも惜しい作品がたくさんありました。
気が付いた主な点は、応募部門の趣旨と合っていない、ピントが主題に合っていない、人物の表情が後ろ向きまたは陰になっている、主役のみで主役を引き立たせる脇役がない、水平線がど真ん中に来ている(1/3位の所に置きましょう)、トリミング等で不要なものを除いたり画面を整理しましょう。こういったことに注意して撮影すればもう少し上の作品となると思います。これからもご健闘をお祈りいたします。
表彰状授与式を行いました
受賞された方々への表彰状授与式を12月28日、本社講堂にて行いました。
式では、事務局よりフォトコンテストの趣旨を簡単に説明した後、受賞作品を投影し発表、表彰を行いました。