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研究開発

水工分野における技術的課題の解決と産学官の連携

kenkyu大学・研究機関、企業の技術者と連携し、 流れと河床変動シミュレーション技術の向上・発展など 当面する技術課題解決の取り組みを行っています。また、北海道を見渡す広域長期な河川技術の開発をめざし、可能な独自研究を進めています。

 

大学・研究機関・団体との連携

数値計算ワークショップ

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 他社技術者とともに具体事例の紹介、iRIC適用技術の情報交換、基礎式に関する疑問等の検討を目的として進めています。

蛇行ゼミ、共同研究

研究1

 大学研究室、外部研究機関と連携して十勝川、札内川、音更川、利別川などの蛇行の成り立ちや変化に関するゼミを企画し、研究を進めています。
これらをもとに、本邦河川に広く見られる交互砂州を成因とする「砂州性蛇行」の発達機構に関する共同研究がおこなわれ、成果をとりまとめました。

成果の具体例は論文発表(計画・設計)

 

「気象・水文ゼミ」が新たに発足

近年の降雨・流出・災害特性の東西区分線(青)と日本山岳会踏査による中央分水嶺線(赤)

近年の降雨・流出・災害特性の東西区分線(青)と
日本山岳会踏査による中央分水嶺線(赤)

 新しく「気象・水文ゼミ」が発足しました。このゼミの目的は、気象や洪水の防災に携わる若手から中堅の研究者・実務者が集まり、各々の研究や業務の情報交換と研鑽を進めるとともに、災害発生時に迅速に連携して調査分析に当たれるようなネットワークを日常からつくっておくことにあります。
 過日、民間コンサルタント、大学、財団、研究所、協会から20名が集まり、第1回が開催されました。

十勝川流域河川技術勉強会

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 この講習会は、 もう一度水理学の勉強を基礎からしてみたい」という多くの要望を受けて企画した官民合同による勉強会です。元北海道大学教授の長谷川センター長が講師役を務めました。

流れと河床変動シミュレーション技術の向上・発展、当面する技術課題の取組み

利別川河床地形の実測値(上)と数値シミュレーション結果(下)

利別川河床地形の実測値(上)と数値シミュレーション結果(下)

①1次元、2次元河床変動(等流・不等流、定常・非定常、単断面・複断面、単一粒径・混合粒径、掃流砂・浮遊砂など考慮)の基礎式を理解し、各種数値計算法の習得、独自計算プログラムを開発。RIC-Nays等計算エンジンの内容を理解し、使いこなしをはかる。

② 河川合流部の河床変動予測と河道改修方策の検討

③ 利別川改修河道の流れと河床変動の評価

成果の具体例は論文発表(計画・設計)

 

水工分野における科学的計画論発展の取り組み

(1000年オーダーの地形形成・変動、寒地河川の特性、巨大地震・津波影響、気候・気象変動、環境変動を考慮)

①北海道における津波の河川遡上・波高減衰特性の検討 

成果の具体例は論文発表(計画・設計)   論文発表(調査・計測技術) に

②北海道における河川地形の成り立ち解析とその応用
③北海道における気候・気象変動の解析と予測

成果の具体例は論文発表(研究開発)

部門長より

より広く、より深く、基盤をふまえて

川を治め生かす技術は、より広く、より深くをめざして発展しています。広がりでは、洪水を防ぐいろいろな手立て、地域の命を支える水まわり技術、さまざまな生物の生息環境創生などが追及されてきました。一方、深化では、点の技術(等流解析)、1次元の技術(不等流、河床変動解析)から2次元の技術(2次元の流れと河床変動解析)などへの発展が計算機の発達とともに実現しています。3次元解析も試されようとしています。このようなときに、「想定外」の東日本大震災が発生し、1000年規模の変動を意識する重要性が明らかになりました。当センターは、先端の河川技術を普及するとともに、より長期大域の基盤変動を踏まえた技術の開発を展望し可能な研究を進めています。

先端技術開発センター所長  長谷川 和義
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